3.2 命令語

   以下のような命令語が使用できます。

3.2.1 LD ロード

書式
LD ビットレジスタ
機能
論理演算を開始します。指定されたビットレジスタ値をアキュムレータにロードします。
使用例
補足
ブロック演算の場合の新しいブロック演算の開始にも使用します。ブロック演算の開始の場合は前の演算結果をスタックへ格納し、指定されたビットレジスタ値をアキュムレータにロードします。

3.2.2 LD NOT ロードノット

書式
LD NOT ビットレジスタ
機能
論理演算を開始します。指定されたビットレジスタ値の反転値をアキュムレータにロードします。
使用例
補足
ブロック演算の場合の新しいブロック演算の開始にも使用します。
ブロック演算の開始の場合は前の演算結果をスタックへ格納し、指定されたビットレジスタ値の反転値をアキュムレータにロードします。

3.2.3 AND アンド

書式
AND ビットレジスタ
機能
論理積の演算をします。指定されたビットレジスタ値とアキュムレータの論理積をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.4 AND NOT アンドノット

書式
AND NOT ビットレジスタ
機能
論理積の演算をします。指定されたビットレジスタ値の反転値とアキュムレータの論理積をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.5 OR オア

書式
OR ビットレジスタ
機能
論理和の演算をします。指定されたビットレジスタ値とアキュムレータの論理和をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.6 OR NOT オアノット

書式
OR NOT ビットレジスタ
機能
論理和の演算をします。指定されたビットレジスタ値の反転値とアキュムレータの論理和をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.7 AND LD アンドロード

書式
AND LD
機能
前ブロックと論理積演算をします。スタックに格納されている前の演算結果とアキュムレータの論理積をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.8 OR LD オアロード

書式
OR LD
機能
前ブロックと論理和演算をします。スタックに格納されている前の演算結果とアキュムレータの論理和をアキュムレータに格納します。
使用例

3.2.9 EDGE エッジ

書式
EDGE
機能
論理演算を開始します。指定されたビットレジスタ値の反転値をアキュムレータにロードします。
使用例

3.2.10 EDGE NOT エッジノット

書式
EDGE NOT
機能
立ち下がりエッジの場合はアキュムレータにONをロードします。それ以外の場合はOFFをロードします。
前スキャンと今スキャンの演算結果で立ち下がりエッジを検出します。

使用例

3.2.11 OUT アウト

書式
OUT ビットレジスタ
機能
演算結果を出力します。アキュムレータ値を指定されたビットレジスタへ出力します。
使用例

3.2.12 OUT NOT アウトノット

書式
OUT NOT ビットレジスタ
機能
演算結果を出力します。アキュムレータ値の反転値を指定されたビットレジスタへ出力します。
使用例

3.2.13 KEEP キープ

書式
KEEP ビットレジスタ
機能
保持リレー出力をします。アキュムレータ値がONの場合だけ指定されたビットレジスタへ出力します。それ以外の場合は指定されたビットレジスタの内容を変更しません。
使用例

3.2.14 KEEP NOT キープノット

書式
KEEP NOT ビットレジスタ
機能
保持リレーのリセット出力をします。アキュムレータ値がONの場合だけ指定されたビットレジスタへ出力します。それ以外の場合は指定されたビットレジスタの内容を変更しません。
使用例

3.2.15 TIM タイマ

書式
TIM タイマレジスタ タイマ値
機能
減算型のオンディレイタイマ出力します。アキュムレータ値がONの場合タイマ動作しタイムアップするとタイマ出力がONします。アキュムレータ値がOFFの場合はタイマはリセットし出力もOFFします。タイマ値は0.1s単位で0.0s〜429496729.5sの範囲を指定できます。タイマ値はレジスタ指定も可能です。
使用例

3.2.16 CNT カウンタ

書式
CNT カウンタレジスタ カウント値
機能
減算型のカウンタ動作をします。カウント入力とリセット入力で動作します。カウント入力の立ち上がりエッジでダウンカウントし、カウントアップするとカウンタ出力がONします。また、リセット入力のONエッジでカウンタは初期値をプリセットします。カウント値は0〜4294967295の範囲で設定できます。カウント値はレジスタ指定も可能です。
使用例

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